あけましておめでとうございます。
あっという間に一年が過ぎてしましました。
お正月はどうしようかな〜と考えていると、ふと母のおせちを思い出してしまいました。
今年はしばらく帰ってなかったし、懐かしい母のおせちを食べながらゆっくりしようと思い至りました。
お母さんのおせち食べるのは何年ぶりなんだろう〜。そんなことを考えていると、母がいなくなったらこのおせちは誰が作るのかな?と思ってしまいました。
いつまでも料理してくれるとは限らないし、体調が悪くなることも考えられるし、
そんなことを考えていたら、少しでも自分で作れたらいいなと。それならば少しづつでも教えてもらおうと思いました。
母に相談すると、快諾してくれ「お料理はできて損はないからね〜」と言ってくれました。
母のおせちは私の好きなものを入れてくれているのでかなりのアレンジがされています。
おせちの中身は、焼きサバの棒鮨、伊達巻、紅白蒲鉾、牛肉の八幡巻き、ゆでたまごの飾り切り、ねじりこんにゃく、鶏肉の照り焼き、鶏ハム、黒豆、筍、椎茸の煮しめ、たたきごぼう、グラタン、別皿にローストビーフもありました。
好きなものと、簡単そうなものから教えてもらおうと、今回は大好きな茹で卵の飾り切りと、牛肉の八幡巻きを教わることにしました。
覚え書きしておきます。
・茹で卵の飾り切り→かたゆでたまごを作る。ギザギザに飾り切りして(100均にあるグッズを使ったりして)白身と黄身に分ける。黄身をマヨネーズと牛乳を混ぜて柔らかくする。搾り出し袋で絞る。イクラを飾る。
・牛肉の八幡巻き→牛蒡、にんじん、じゃがいもを8ミリくらいの太さの拍子木切りにする。野菜はレンジで火を通しておく。市松模様になるように、にんじんとじゃがいも、にんじんと牛蒡をそれぞれ交互に組んで牛肉でまく。フライパンで焼いてお肉に火が通ったら味付け。味醂1:砂糖1:醤油1、あるいはやきにくのタレでも(笑)
私もある程度は自炊するのでこれくらいなら何とかなりそうかな。母も頑張り過ぎなくていいのよー、大変だからと言ってくれます。
一緒に作っていると私の小さい頃の話に。八幡巻きは私が牛蒡が食べられなかったので、じゃがいも巻きも作ったとのこと。そんな経緯があったなんて知りませんでした。今はもう牛蒡も食べられますが、大切に育ててもらったことを感じます。
他にもたくさん作ったのですが、あとは覚えきれずひたすら洗い物をしたりしていました。
なかなかの量で出来上がるのには一日がかり、そういえば12月31日は母が台所につきっきりでした。
毎年大変な思いをしながら作っていたんだなと改めて感謝の思いです。
夜には無事出来上がり、紅白歌合戦を見ながらゆっくり過ごし、
1月1日はに近所の菅原神社にお参りしました。牛さんがマスクしてて今年らしい雰囲気。
遅めの朝ご飯にはおせちを広げ、昨日作ってくれたことに感謝しながらいつもよりゆっくりかみしめていただきました。
今年のおみくじは大吉でした。良い一年になるように、日々いただける食事や両親にも、感謝を忘れずに過ごしていきたいと思います。